Cubase 8 インプレイスレンダリング
MIDIトラックをオーディオへ瞬時に書き出す
Cubase 8 新機能の第一弾は「インプレイスレンダリング」です。
名前だけを見ると難しそうに感じますが、
「イベントを一瞬にしてオーディオファイルへ変換する」機能です。
適用している「エフェクト」を波形に組み込むか?という細かな指定も可能です。
この機能は「オーディオトラック」にも適用可能です。
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Cubase 8 VCAフェーダー
Cubase 8 ダイレクトルーティング
Cubase 8 コードパッドとコードトラック
書き出しの設定
イベントを右クリックし、表示されるメニューより
「Render in Place」→「Render Setup」を選択します。
右のタブ「File Settings」では
- Bit Resolution : 何ビットの解像度で書き出すのか
- Path : 書き出される場所の指定(通常はそのまま使用)
を決定します。
「Render」タブからは書き出される波形状態を決定できます。
- Dry : 現在、適用しているエフェクトが波形に組み込まれません
- チャンネル設定 : 適用しているエフェクトを波形へ組み込みます
- C-Signal Path : トラックを「グループチャンネル」などでまとめている場合、
その「グループチャンネル」のエフェクトも波形に組み込まれます - + Master FX : 上記に加え、
ステレオアウトに適用されているエフェクトも波形に組み込まれます
インプレイスレンダリングの適用
オーディオ化したいイベントを右クリックします。
「Render in Place」から「Render」を選択します。
すぐに「オーディオファイル」へ変換されます。
以前に比べて作業の効率化が期待できます。
複数イベント、トラックの同時書き出しも可能です。